○勇怯の差は小なり 責任感の差は大なり
○Nothing is awful
○荘にして 学べば 老にして 為すことあり
○相手の痛みのわかる人であれ
○Being is choosing
(生きているとは,自己決定の連続のことである)
Cal Gustav Jung (カール・グスタフ・ユング)
To be cured is to be yourself.
治るとはあるがままの自分自身になりきること
ふれあいとは,お互いにあるがままの自分になりきること これが 癒やし・健康・幸福につながる
(國分 康孝先生・國分 久子先生より)
○赫々(かっかく)たる外面的名誉を好み、奢侈(しゃし)の生活を希望する者は、もとより教育者に適せず、真の教育者は、その業務の高尚にて、慈愛的のものなることにおいて愉快を求め、しこうしてその養成したる児童が世に立ちて、よくその務めを行うに至るを見て、人類のために尽くししことの大なるを悟り、個々に真の快楽を観ずるものなり。
『新編教育学教科書』1903
学力形成
学力(achievement−学びによる到達)は基礎から上に積み上げて形成されるものではなく,逆に上から引き上げられて形成されていく。−ヴィゴツキーの「発達の最接近領域」と「内化」の理論−「学力」を形成するためには,自分のわかる(できる)レベルに戻って積み上げていくのではなく,自分のわからない(できない)レベルの事柄を教師や仲間とのコミュニケーションをとおして模倣し,それを自分の中に「内化」することが必要です(佐藤 学,2005 学力を問い直す 岩波ブックレットbT48)。
アカウンタビリティ(accountability )政策(一般に学力向上のために行っている)が強い国ほど,学校の自律性(教員人事,学校予算,教科書の採択などの事柄を自分たちで決めるなど)を強めない限り,教育が劣化し学力が低下してしまう。校長副校長主任主幹など,多くの中間管理職によって学校組織が官僚化されている。優秀な教師は中間管理職にほとんど就いてしまい,教室の授業実践から隔離されている。優秀な教師たちは,行政的,管理的,事務的業務を行うために教師になったわけではない。いったん中間管理職になった教師のほとんどは,二度と教室に戻ることはない。学校教育においても多大な損失である。授業を担当しない中間管理職の増加は,学校経営の官僚主義化と分業化を促進し,教師の多忙化に拍車をかけている
(佐藤 学,2015 専門家としての教師を育てる 岩波書店)
優秀な教師を 教育現場に取り戻せ
教師たちを 明日の授業の準備 子ども達と向き合える時間の確保等 本来やるべき事に専念できるようにせよ。
このままでは日本の教育は危ない。 警鐘を鳴らす。
現在の日本はノーリスペクト社会だ
尊敬・感謝の喪失
・モンスター・ペアレンツ,モンスター・ペイシェントの出現
勉強嫌い
活字文化の衰退
読書離れ
「学び」へのリスペクト導火線に火をつけよう
「学び」の情熱曲線を上向きに転じよう
「なぜ日本人は 学ばなくなったのか」 齋藤 孝 2008
@自分の人生は、大いなる何かに導かれている
A人生で起こること、すべて深い意味がある
B人生における問題、すべて、自分に原因がある
C大いなる何かが、自分を育てようとしている
D逆境を超える叡智は、すべて、あたえられる
「3つの真実」
人は、必ず、死ぬ
人生は、一度しかない
人は、いつ死ぬか、分からない
田坂 広志 多摩大学大学院名誉教授 著 2022.2 「すべては導かれている」
PHP研究所