はち捕り物語


そのときです きゅうに たろちゃんが
「ごろちゃん ほれ そこにいるやつ をたべればタンパクしつが とれるんじゃないか?」  と イナゴを ゆびさして いいました。
「え! どれどれ うーん こいつは くえるのかー?  なんか かめんライダー のような かおをしているよ」
「だって とりが くっているんだから にんげんだって くえると おもうがなー?」
  「そうかなー? これなら たんぼに いっぱいいるから とっていって くってみるか!!」
こうして たろちゃん ごろちゃんは イナゴをいっぱい とっていき たべました。
こうして つぎのひから ふたりは イナゴの タンパクしの おかげで げんきに  はたけしごとに たんぼしごとに  せいをだす ことが できました。
そんなあるひのこと
「ごろちゃん はやくきてみー」  「どうしたんだ たろちゃん」「ほらそこ みてみて」
そこには イナゴをつかまえて もっていこうとしている  はちがいました。
「ごろちゃん このはちは くえねーかなー」
  「なにを いうんだ たろちゃん!! はちには どく があるし  さされたら それは どえらい いたいぜ!」
「でもよ ごろちゃん はちって むしのなかで いちばん  つよそうだし むかしから どくは くすりになるっていうじゃないか」
「そうかなー? でもよ たろちゃん どうやって  このはちをとるの?それに いっぴきじゃ しょうがないし」
  「ごろちゃん はちのすを みつければ いいじゃないか
はちのすには いっぱい はちのこが いるじゃ ないか」
「はちのす はどうやって みつけるの?」

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