はち捕りQ&A2
続き
Q:地蜂以外の蜂も食べられるのですか?。
A:足長蜂も美味しいですよ、私の小学校時代は物干し竿を持って
近所の家の軒下を回り 蜂の巣を捕るのが夏休みの楽しみでした。
勿論 蜂の子は母親が美味しく調理してくれました。
軒下の蜂の巣を物干し竿でたたき落とし逃げるのですが
そのスリルは ドキドキでした。でも
その頃はやはり子供ですから逃げるのが遅く
蜂に刺されました。頭や腕に数カ所刺され痒くて夜寝られなかった
ことを思い出します。
Q:蜂の子の缶詰が手に入ったのですが食べ方は?
A:蜂の子の瓶詰めは信州では普通に売っています。
普通はしょうゆ味ですこのまま食べられますが、
一度火に通すともっと美味しくなります。
まず 適当な鍋に瓶の中身をあけ弱火にかけます。
焦げないよう箸等でかき混ぜながら一煮立ちさせます。
その時味を見ていただき、砂糖、醤油で好みの味に仕上げます。
(通常瓶詰めは塩分が多いので砂糖を少し加えた方が
美味しいか?と思います)
それをあつあつのご飯に汁も一緒に入れ混ぜます。
(寿司飯を作る要領でご飯を切るように混ぜます)
美味しいですよ。
寿司飯に(酢入りの飯)混ぜて食べると美味しいとも聞きます。
好みでどうぞ。
蜂の子は見た目より癖は有りません
みなさんから「蜂の駆除」についての問い合わせがとても多いです。
蜂の駆除について紹介しようと思いましたが、私は蜂が好きですので
駆除の仕方は書きません。
共存の方法を書きたいと思います。
はち捕りがこんなことを言うのはおかしいのですが、
「蜂は害虫を食べてくれる益虫です。
駆除しないでください。」
”はち”からのお願いです・・・。
Q:蜂はなぜ?刺すのか?
A:これは簡単です。人間が蜂を怒らせるからです。
あなたの家を誰かが壊していたら、あなたはどうしますか?
あなたの家族を誰かが傷つけたら、あなたはどうしますか?
あなたを誰かが殺しに来たら、あなたはどうしますか?
言葉が通じない野蛮な人だったら?
おそらく反撃すると思います。殺されるのを待つ人はいないと思います。
だから蜂は刺します。蜂だって必死です。命がかかっていますから。
この地球の生き物で不必要に相手を攻撃する生き物は人間しかいません。
蜂でも熊でもサメだって自分が生きるため以外に相手を殺したりしません。
人間の勝手で蜂を悪者にしないでください。
Q:共存
A:これも簡単です。蜂の巣を見つけたらそばに行かない。
小さい子供がいる家はそばに行けないようにする。
秋になれば皆どこかに行ってしまいます(どこかで死んでしまうのです)
また家族、特に子供に蜂の巣の有るところを教えます。
そこを通るとき、そばに行くときは静かに通り過ぎる。注意する事を教えてください。
刺激を与えなければ蜂は刺しに来ません。
もし蜂が自分の周りで飛び回っていたら、静かに、そっと後ずさりする。2〜3mも後ずさりすれば
どこかに行ってしまいます。蜂は人間に興味を持っているだけですから。
子供には特にこれを教えてあげましょう。
私も子供がいます。また私の家の周りには、アシナガバチなどの巣が毎年出来て蜂がブンブンしています。
蜂を飼っているのですから、家の中まで蜂がブンブンしてます。でも子供が刺されたことはありません。
なぜなら小さいときから蜂が来たらこうすればいい。蜂は怖くないと教えたからです。
怖くない、刺されない方法を教えてあげればタダの虫です。(虫が嫌いな人もいますが)
蜜蜂はなぜ?怖くないのですか?逆にかわいい?のですか?
蜂蜜が美味しいからです。みつばちマーヤだからです。
蜜蜂だって自分に危険が迫れば刺します。痛いですよ。同じです。
はち捕りがこんなことを言うのはおかしいですが、
蜂は害虫を食べてくれる益虫です。できることなら
駆除しないでください。
蜂に優しい目を向けてください
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