種明かし


  相手が選ぶ色は、3つの中のどれかです。
  ここで
予言を3通り作るのです。

  赤カードの裏には
「あなたは赤カードを選ぶ」と書いておきます。
  これで、
   (1)相手は
 赤 を選べばそのままカードを裏返します。
  他の2枚のカードを裏返したとき、このマジックが成立します。
  タイミングが大切ですね。

   (2)では
  を選んだらどうしましょう。
  実は、
「あなたは青カードを選ぶ」と書いた予言の紙を
  マッチ箱に入れておくのです。
  相手は青を選んだら、すかさず「そのマッチに予言が入っています。
  開けて確認して下さい」と言います。

  相手はマッチ箱を調べて予言を読みます。
  これで当たり! (カードの裏など知るよしもない)

   (3) 
」」を選んだら?
  このマジックの道具を入れた封筒に
「あなたは黄カードを選ぶ」と書いた
  メモ用紙を入れておきます。
  この封筒は、最初から相手の目の前に堂々と置いておきます。
  相手は「黄」を選んだら、その予言の封筒に私の予言がしてあります。
  確認下さい」と言います。(他の予言の所在など知るよしもない)


  これで何を選んでも予言が成立しますね。
  種を、馬鹿馬鹿しいと思わないで下さい。所詮マジックはこういったものです。
  その組み立て方をすばらしいと思う方は、マジックが上手します。

  ただし、このマジック同じ人の前で2度は出来ませんね。
  大切に使って下さい。

    
         
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