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※写真はリオン㈱の製品です
(C)リオン㈱

補聴器のご案内

人は、自分の考えや喜び、感激といった感情を言葉であらわし、
それを相手に伝えることが出来ます。しかし、年齢が進むにつれて、それを聞き取る聴力が低下してくると、コミュニケーションがうまくとれなくなってきます。

一般に70歳代になると約半数の人が、80~90歳代になるとほとんどの人が耳が遠くなったことを訴えます。音は聞こえても、言葉がハッキリ聞き取れない、まわりが騒がしかったり、5~6人の集まりのときは話が分かりずらい、家族の方からテレビの音が大きすぎるといわれる、などの症状が出てきた場合には、老化による難聴・・・老人性難聴が始まっていると思われます。

この聴力の低下をカバーし、明るいコミュニケーションを保つには、現在のところ補聴器が最も有効な方法です。その人の耳の状態を診察し、聴力の程度を測定します。そして補聴器をつけたほうがいいと思われる場合には、1~2週間、実際に自分の生活環境の中で試聴してもらいます。いろいろ試してみることによって、自分に最も合う補聴器が見つかることと思います。

新井耳鼻科医院がそのお手伝いをいたします。
コミュニケーション障害を克服して、明るい生活をお送りください。


補聴器外来の詳細


1.難聴全般の診察及び相談
  老人性、突発性、メニエール病、中耳炎、
  その他、伝音・感音性・混合性難聴に関する診察、医療相談。

2.各種聴力検査
  オージオメータによる標準聴力検査。
  語音聴力検査(言葉がどれほど理解できるかを検査します)。

難聴の程度
難聴区分 聴力レベル 日常会話での難聴の程度
正常 25dB以下 ほとんど不自由はない
軽度難聴 26~40dB 会議などで聞き取りが少し困難
聞き違いが多くなる
中度難聴 41~55dB 普通の会話の聞き取りが困難になる
56~70dB 耳介に接しなければ普通の会話が聞き取れない
高度難聴 71~90dB 耳介に接しなければ大声が理解できない
ろ う 91dB以上 ほとんどわからない



3.治療及び補聴器適合判定
  上記診察、検査結果等により補聴器適合判定をおこないます。

4.身体障害者福祉法、厚生年金法による補聴器申請
  検査結果より、補聴器申請の説明及び書類作成手続きをおこないます。

5.補聴器全般についての相談
  各補聴器の特長、維持費、耐用年数など、不明な点についての質問に
  回答いたします。

6.補聴器の正しい使い方の指導
  装用訓練方法(練習のプログラム)、操作方法についての説明・練習を
  行います。

7.適合補聴器の試聴及び貸出
  補聴器使用を希望される場合、適合補聴器を1週間以上貸出致します。

8.補聴器の点検・調整
  現在使用されている補聴器も含め、点検、調整等をおこないます。