ドームの支柱を全て溶接し終わったら、第8回で作った側板を取り付けます。 ドームの開口部アングルに、側板固定用の穴を開けてありますので、そこにSUSの皿小と袋ナットで固定していきます。当然袋ナットがドームの内側に来るようにします。 先回までに作りました、上部レール取り付け用金具3点は、先にアングルに取り付けておき、そこへ2分割した側板を挟むように取り付けます。 この作業で取り付けた袋ナットは、今でもドームの内側にむき出しになっています。これを格好悪いと見るか、メカメカしていておもしろいと思うかは、好みの分かれるところと思いますが、当然私は後者です。 |
ふー! ちょっと一服。 さて、いよいよドームルーフの貼り上げです。 ドームの支柱はアングルですので、ドームレールを一周する途中で向きが変わります。おまけに制作精度がひどい物なので、一本一本の間隔も違います。 そこで、模造紙で、支柱間の型紙をその数だけ取りました。 型紙を切り抜き、SUS板の上に張り付け、サインペンで型を取ります。 私の場合、ルーフの貼り方はハゼ折りとしましたので、型紙の両側にコハゼの部分を余分に作ってあります。この方法は、デバイダにサインペンを縛り付け型紙の縁に沿わせて必要分の幅の線を引きました。 ハゼ折りの部分は風船貼りをするときに当然球形になり、素人にはとても無理なので、一定の間隔置きに切り込みを入れてあります。このままでは雨漏りしますので、最終段階で、シリコンコーキング処理をしました。 ルーフの素材は、0.3mm厚1メートル幅SUS304のロールを仕入れて使用しました。(その高いこと高いこと) 切断は、普通の金切り鋏を使用しましたので、最後には刃先が無くなってしまいました。 |
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HIROYUKI KASUGA