ここで、塗装について簡単に説明しておきます。 この写真は先回説明しました、スリット上部レール取り付けステーの、固定金具ですが、溶接等の加工が完了しましたら、ビード、錆等をよく落とし、錆止め塗料を塗布します。 私の場合、錆止め塗料はアトムの錆止め塗料を使用しています。 これを選んだ理由は、きめが細かく塗りやすく、錆止め効果も大きいし、なんと言っても手に入りやすかったからです。 この部品は、スプレー缶を使用しましたが、部品の大きさによっては缶入りの物をコンプレッサーと塗装機で使用しています。 いずれも使いやすいのですが、塗装のコツは、例えばスプレー缶でしたら、ボタンを押したままジグザグに吹き付けるのではなく、ボタンを押して一方向に一回だけ吹き付け、ボタンを離し、次の列に移るという繰り返しで、埋めていきます。 こうすることで、むらのないきれいな塗装ができます。 この写真は先回と余り変わりませんが、幼かった頃の長男が登場しています(今小学校5年生)。息子の左にある金属の固まりは、赤道儀の赤経軸と赤緯軸のベアリングハウジングのブランクです(いずれ紹介することもあるかと思いますが、これを旋盤で削り出しました)。 |
ついに登場してしまいました(極力頭部から視線をはずしてください)。 いよいよ本格的にドームの製作に取りかかります。 先先回にドームの支柱をそれぞれの決まった位置に取り付けましたら、開口部の支柱にすべての支柱を溶接します。 溶接には特別な技術はいらないと思いますが、固定にはハンドバイスを使用し、ずれの無いように行いました。 高所恐怖症の私が、5メートルの高さに更に三脚を立て、その上で溶接しているのですから、その苦労が忍ばれます。 この作業で、だいぶ高所恐怖症は治りましたが、今では又元に戻ってしまいました。 |
トップページへ戻る | 目次ページへ |
HIROYUKI KASUGA