自作の部屋


何でもありの製作記 第22回 
耳の痛くならないマスクのゴム紐カバーを作る


素材とカット

  

花粉症、インフルエンザ、新型コロナウィルスも収束には程遠く、一年を通してマスクが手放せない。マスクのゴム紐のせいか、はたまた私の耳が弱いのか、耳の上部に深い溝が出来てしまい痛くてかなわない。なんとかこれが緩和できないものか悪戦苦闘してみた。
素材として購入したのは、内径3mm、外径5mmのシリコンチューブ。アマゾンで3Mが355円。これをこんなもんだろう的に7~8cmに適当にカット。


試行錯誤

  

さて、どうやってゴム紐に取り付けるかだが・・・
付けやすく取れにくい形状で無くてはならない。
左。当たり前のように思いつく最初の形状は、単純にチューブの真ん中を切り裂いたもの。瞬殺で外れてしまい速攻アウト。
中。次はチューブの切断形状を凸凹にして、外れにくさを狙ったもの。これも速攻外れてしまい、アウト!
右。その時お母ちゃんが気がついた。キッチンのシンクに置くステンレスの棚に付いているゴムの滑り止め。これがチューブをスパイラル状に切ってはめ込んである。これはグッドアイディア!早速これを真似て見た。ゴム紐が外れない。いける。考えてみれば、電気のケーブル類をまとめるのが、全くこの方法だ。


切り込みを入れる

 

テスト的に作ったスパイラルは、幅が広くて実用的では無いと思い、幅を狭くして作成。
左。先の鋭いハサミで切り込み開始。切り込み角度は45度位。
右。全て切り終わるとこんな感じになる。


取り付け

 

マスクのゴム紐には、巻き付けるように取り付ける。至って簡単。滑りが良いので、取り付けた後でのずらしも簡単。最端が若干外れやすいが、使用には全く問題ない。耳がとっても楽になります。
さあ、これからも嫌われ者のマスクを付けるど~!!


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