自作の部屋


何でもありの製作記 第19回 
トラクター ロータリーの爪を交換


交換の準備

   

最近、ロータリーで田畑を耕起すると、「どうもきれいに均せないな」と思うようになってきた。もしやと思ってロータリーの耕起爪を覗いてみたら、ものすごく痩せ細っていた。これでは豆腐を楊枝でかき混ぜているような物だ。農機具屋から交換の見積もりを取ったら、約90,000円!!。泣く泣く自分で交換を決意。ニプロ純正のロータリー爪は、楽天で45,000円。
まずは交換の準備。
左、均し板を一番上に上げて、作業をしやすくする。方法はロータリーのメーカーによって 違う。作業中に万一にもロータリーが降下しないように、油圧のスピードを最低まで絞り込んでおくこと。この状態でロータリーを一杯に上げれば、降りてくることは無い。
右、交換前の爪の様子。
購入品は、爪の他にはボルトサイズに合った柄の長いラチェットレンチ。


古い爪を外す

   

左、古い爪を外す。錆びて固着して、外すのに難儀するだろうという予想に反して、意外とあっさり外れた。余りにも古いタイプのロータリーなので、ボルトとワッシャが一体では無いタイプだった。(外しているところの写真を撮り忘れました)
右、古い爪(下)と新品の爪(上)の違い。これじゃあ土は反転していないわっ!


新しい爪の取り付け

  

左、新しい爪を取り付けて、ボルト・ナットを手で締めて・・・。この時、爪には遊びがあるので、爪が回転して負荷がかかった時のように内側にガタを寄せてから締め込むこと。
中、ラチェットレンチできつく締める。この時、反対側のボルトを別のメガネレンチで回転止めすること。爪の形には左右があるので、取り付け方向を間違えないように1枚1枚交換するのが確実。
左、全ての爪を交換終了。ここまでで約2時間。とっても簡単。。


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