自作の部屋


何でもありの製作記 第17回 
オムロン音波歯ブラシ HT-B472の電池を交換する


分解(これ以降は自己責任です)

      

細くて使いやすいので、長年愛用している音波歯ブラシ「オムロン HT-B472」。充電池の能力が限界を迎え、赤ランプが常時点滅するようになった。そこで、腹の中のニッケル水素充電池を交換する。ここまで使うと保証期間はとっくに過ぎていると思うが、改造は自己責任でお願いする。取説には交換不可能と書いてある。それではバラしていこう。
左、分解前の全体像。
中、ボディー最上部のキャップは、少し回すように引っ張れば簡単に外れる。
右、シリコンキャップと本体の間に、白いフックの爪が表裏2箇所あるので、マイナスドライバーで押しながら上にずらすように外す。

 

左、歯ブラシを取り付ける「ステム」と言う部分を引っ張ると抜けてくる。
右、細くて白い「インナーケース」と言うパーツが顔を出すので、白い部分を持ってゆっくり引き出すと、全体が抜けてくる。


充電池を外す

  

左、ケースの裏側を見ると充電池が見える。電池は上をテープと、裏側を両面テープで止めてあるので、配線を切らないようにドライバーで慎重に持ち上げる。
中、端子のシリコンを削り剥がし、半田ゴテで端子から配線材を外す。
左、充電池を外したところ。歯ブラシ側の赤線がプラスだ。


新充電池の取り付け

   

左、新旧のニッケル水素充電池。元々の充電池は250mAhの物が付いているが、ヤフーで400mAhの物が手に入る。端子付きを購入すること。
中、端子には穴が開いているので半田付けは簡単。極性に注意。
右、両面テープで裏側を、養生テープで表側を留めてみた。   


組み立て

    

左、組み立ては分解の反対に進めれば良い。インナーケースを(スイッチの側を間違えないように)挿入。
中、ステムを表裏間違えないように(黒ゴムに切り込みがある)押し込む。カチッと爪が入る。
右、キャップを表裏間違えないように取り付ける(裏側にわずかな突起がある)。
これで完成だ。満充電にすごく時間がかかる。一度充電されればすごいパワーで動き続ける。
改造は自己責任で!


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