自作の部屋
何でもありの製作記 第14回
明かり採り窓を付ける
計画
キッチンに隣接して作られている食品庫へ入る扉には窓が無く、非常に暗い。食品庫から屋外に出る勝手ドアは全面ガラスでとても明るいのだが、この扉を閉め切る冬場にはキッチンが非常に暗い。そこで、この扉に穴を開け、明かり採りの窓を付けようという計画。出来合いの建具に穴を開けて改造しようというのだから、かなり勇気がいる。後でフォレストコーポレーションの方に聞いたら、「建具を改造した人は初めてだ」とのこと。夢中で作業をしていると、つい写真を撮り忘れるいつものことで、改造前の写真が無い。これはウォクインクローゼットの扉で、ほぼ同じなのでこれで代用。
材料と加工
材料はホワイトパインの厚さ15mm、幅30mm。透明PET板厚さ3mm、300×450mm。扉を実測したところ、腰板は厚さ12mmであることが解ったので、PET板を挟み込むためにホワイトパイン材を、幅20mmで深さ4.5mm掘り下げれば良いと設計。この制作をするために購入したトリマー(取り付けてあるビットは12Φ)で2回に分けて切削。写真は作業風景。適当な板にハンドバイスで固定して作業。こうしないとガイド治具を使えない。ちょっと見にくいが、中が1回目、右が2回目で、所定の幅、深さに切り込んだ。
切り込みが終わったら、45度の角度で、それぞれの長さの枠を切り出す。のこぎりは目の細かいクラフトソー。
取り付け
肝心な写真が無い。扉に穴を開けている作業風景!ジグソーでガリガリ切り出しました(面目ない)。扉の腰板が外れてバラバラになるかとヒヤヒヤだったが、大丈夫だった。左、室内側。こちらは普段目にする側なので、ネジは使わずにボンドで固定。な、な、なんと言うことでしょう!!!縦枠の長さが2cm短い!!!設計ミスだ~!少しずつずらしてなんとかごまかせ!右、ボンドが固まったらPET板をはめ込んで外側の枠を木ネジで固定。これは何かの時にPET板を外すため。これで完成。
出来具合
今は夏なので、本領発揮とは行かないが、冬になったら明るいかな。ちょっと小さいけど。