自作の部屋
何でもありの製作記 第12回
キッチンワゴンを作る
素材の貼り合わせ・裁断
手作りする大物はこれが最後だろうか。「リビングダイニングを料理を持って移動するのは大変だよね」と言うことで、キッチンワゴンを作る。市販品は色々あるが、やっぱり手作りだよね。
左、素材は新宅の床に使われたカラマツの端材。これを必要なサイズになるようにボンドで接続する。
中、これは強度も必要とするので、裏地としてベニヤを接着し釘止めする。
右、乾燥したら必要サイズに切断する。棚板は全部で3枚必要。支柱は今回は手抜きをして、市販のラック支柱を使う。無塗装品が欲しかったが、クリアー塗装品しかなかった。
仮組み
棚板に支柱の接続下穴を開けるため仮組みをする。集成材の棚板なら必要ないかも。
焼き・塗装・組み立て
左、写真を撮り忘れていて済みません。いきなり組み立てです。カラマツを焼き板にすると杉の焼き板より数段上の物が出来る。縁を取り付けた全ての棚板を焼き、塗装をする。今回はある程度の防水性が必要なので、水性のウレタン塗装をする。支柱は塗装されているので焼けなかった。残念。これを組み立てて、布巾用のバーを取り付けた。
右、組み上げてから気づいたのだが、筋交いがないのでかなり歪む。そこであり合わせの角材をコーナーに取り付けた。かなり改善された。
キャスター取り付け・完成
左、支柱に鬼目ナットをねじ込み、キャスターを取り付ける。このキャスタへは東海キャスターのエストラマーバージョン。フローリングに傷を付けないタイプ。やはり日本製が安心できる。
右、支柱のてっぺんに取っ手を付けて完成。焼いた板と白い支柱のコントラストがなんともかんとも。無塗装の支柱も売られているので、それに取り替えようか。それともルーターを入手して、角材から自作しようか。夢は膨らむ財布はしぼむ。