自作の部屋
何でもありの製作記 第11回
お札立てを作る
素材の貼り合わせ・裁断
神棚は作り付けで出来上がっているのだが、背の部分は壁の珪藻土がそのままだ。これではお札を珪藻土に貼り付けることになってしまうので、お札立てを作ることにした。一年の間に戴く枚数、大きさを考えてサイズを決定する。
左、素材は住宅の腰壁に使われたサワラの端材。これを必要なサイズになるようにボンドで接続する。
右、接着が完了したら設計サイズに切断する。
補強
腰板の貼り合わせだけではパオンパオンとたわむので、裏に2本の補強材をボンドと釘で取り付ける。
研磨と焼き
左、下の部分にお札の受け皿を取り付けたら、サンダーやペーパーで磨く。
右、試しに焼き板にしてみたらいい感じだったので、平面の部分全てをバーナーで焼く。
塗装と枠付け・完成
左、焼いた部分はウエスで磨き上げ、木目を浮き上がらせる。そこへ匠の塗油をすり込み、磨き上げる。
中、お札支えの横木を取り付けて完成だ。サワラも捨てがたい木目がいい感じだ。
右、実際に神棚に設置してお札を上げたので掲載しよう。ますますいい感じだ。