自作の部屋


何でもありの製作記 第7回 
作業テーブルを作る


素材の裁断

   

新築の自宅の土間サロンに置いて、奥さんがレザークラフトに使う、作業テーブルを作ります。
材料は全てホームセンターで仕入れてきました。それと、新築中に廃棄されていた端材と。
脚は6cm角の赤松の垂木。梁はホワイトパインの2×4。筋交いは捨てられていた端材。天板は杉の30mm厚、240mm幅単板です。
出来上がりサイズは、幅1000mm、奥行き720mm、高さ700mmの予定。
まずは全ての材を所定のサイズにカットします。道具は丸鋸を使ってみましたが、下手くそで断念。結局いつものジグソーです。

カットされた全材料。


下穴を開ける

 

作業に夢中で、写真を撮り忘れています。
材料の組み付けは、全て4.2mmのコーススレッドビスで行っていますので、下穴は必要ないかもしれませんが、材が割れるのはいやなので、全て下穴を開けています。木ネジ本体は4mm、ねじの部分は3mm、皿の部分は9mmです。
コーススレッドは75mmもしくは65mmで、部材の厚さによって9mmドリルの深さは変えてあります。
写真は筋交いの45度にカットした材に下穴を開けているところで、苦労しています。   


磨き

 

これも写真がありません。(T_T)
全ての材を120番の空研ぎペーパーで磨き、かんな痕などを取り、400番のペーパーで木目に沿って仕上げ磨きをします。


組み立て

    

左、裁断、磨きが終われば、いよいよ組み立て。脚と梁を木工ボンドを塗って、コーススレッドビスで組み付けます。正確に下穴が開けれているか、緊張の瞬間。
中、筋交いを取り付けます。この部品は、この段階で位置決めをして、下穴を開けて取り付けます。
右、実測してから、残りの2×4材で奥行き方向の梁を作って取り付けます。レザークラフト用のテーブルなので、ハンマーで叩いたりするので、補強します。

これで脚部が完成しました。


天板の取り付け

  

左、天板を取り付けます。天板を裏を上にして脚部をひっくり返して置き、梁に開けた下穴からドリルを軽く当てて、天板の下穴位置を罫書きます。そこに下穴を開けますが、木ネジが天板の上面に顔を出してはいけないので、適当な厚さの板をスペーサーにして下穴を開けます。
中、下穴が開いたら天板を取り付けます。途中二箇所、木ネジが天板の上に顔を出し焦りました。コーススレッドを65mmにしてごまかしました。
右、天板の組み付けが終わって、組み立ては完成。


表面均し

  

左、他と同じように120番の空研ぎペーパーで磨いた後、
中、400番のペーパーで磨きます。
右、一箇所大きな節穴があったので、粘土パテで穴埋めしました。材木カラーですが塗料は乗らないので、目立つと思う。

コーススレッド止めで見える部分は、木片を打ち込んで穴を隠します。10mmΦの檜丸棒を、ハンマーで叩いて少し潰して、ボンドを付けて打ち込みます。のこぎりで切り落としてペーパーで磨けば出来上がり。


塗装

  

この作品もオイルフィニッシュ塗装をします。使ったのはワシンのウッドオイルのケヤキ色。
左、脚部を先に塗ります。一度たっぷり塗り、15分程静置します。もう一度軽く塗り、ウエスで拭き上げます。
中、脚部が終わったら次は天板。同じように塗り込んで、
右、拭き上げます。


完成

 

これで完成です。


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