自作の部屋
何でもありの製作記 第1回 車用フロントガラスカバーを作る
型取り
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自家用車を炎天下に駐車すると、室内が恐ろしい温度になり、電子機器や、サングラスなどには過酷な環境だ。一般的によく見る方法としては、室内に遮光シートを吸盤で取り付けるタイプがある。しかし、太陽光の熱線は車内に入ってしまっているので、その後で遮光してもあまり意味はない。おまけにこの頃では、ドライブレコーダー装着車が多いので、取り付けにも不便だろう。それで、以前から外側に装着するフロントカバーを購入して使用している。これならば車内は非常に涼しい。ところが市販されている多くは多層構造で、内側に綿布が縫製されている。使用中に雨でも降ろうものなら大変だ。綿布が雨を大量に吸い込み、外して車内に取り込むのに、絞ったりして大騒ぎだ。そこで市販ではなかなか見つからない、単一構造の車用遮光シートの自作と相成った。 素材はDIYの店で普通に売っている#4000のシルバーシート(別に#4000である必要はない)の1.8×1.8Mのサイズ(ブルーシートでは、ほつれてくるので多分だめだろう)。1380円也。 (左)まずは車にシートのセンターに気をつけながら、内側を外にしてセロテープで仮止め。(中)ガラスの縁を手探りしながら、サインペンで型を取る。(右)ドアに挟み込む部分を適当にデザイン。 |
裁断
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(左)書き込んだ線に沿って、かなり大胆にハサミでジョキジョキ切る。多少のずれなんか気にせずジョキジョキ(^_^;)。 カット終了。(右)縁のほつれ無し。このサイズで車3台分作って右に見えるのが残渣。1台当たり460円(^_^)v。 |
取り付け
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取り付けは簡単。型取りの痕を内側にして(別に外側でもいいけど)、サイドのヒレをドアに挟んで閉めるだけ。 最初に作ったのがプリウス用で、この軽トラ用は3台目。他に軽のバン用がある。素材に元々付いている折り目が気になるが、自作だから気にしない。質実剛健。もう少し薄い素材があればいいんだが、行きつけの店にはこれしかなかった。元々が雨水日光から中身を守るためのシルバーシートだから、耐久性にも自信あり。使用中に雨が降っても、ペッペッと払ってすぐに取り込める。皆さんもやってみて。 |