何でも作っちゃおうの部屋


(30センチ反射赤道儀製作日記 第27回)

斜鏡の製作1

 今月は斜鏡について説明します。このパーツは斜鏡ホルダーはS52、スパイダー他の部分はSSです。
 斜鏡ホルダー本体は正弦曲線を作図してから、2mm厚S52板から切り出し、3本ロール機で丸め、斜め部分をサンドペーパーで仕上げました。光軸調整ねじで支える部分は10mm厚です。
 スパイダーは6mmと3mmのSS板で、得意の4本スパイダー、4本調節です。
  

斜鏡の製作2

 続いて、斜鏡外筒です。これは、ご覧の通り、真鍮板で作成しました。
 写真は真鍮そのままですが、最終的には遮光シートを張り付けました。
 斜鏡は実際には余り使わないだろうと思い、かなり適当な作り方をしてあります。しかし、今となってはST-6ばかり使っていますので、現在ではフル稼働です。後日の改造点としては、光軸調整ねじは蝶ねじにし、ねじの先端を座ぐってベアリング用のボールを挟み込み、調整中のずれが起きにくくしています。
 次回は接眼筒を作り、全てを組み立てて完成です。

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