赤緯軸の組み立て2
誠に申し訳ございません。 この写真が先月の「赤緯軸の組み立て1」になるはずでした。 よって、赤緯軸のシャフトの組み立てが、今月になってしまいました。 シャフトに上(望遠鏡)側のベアリングの内輪を挿入し、望遠鏡台座取り付け部をねじ込みます。 さらに(写真では見えませんが)ナットで締め付けてから、ベアリングにグリスをたっぷり塗り込みます。 これをハウジングに取り付ける作業が、先月の説明になるわけです。 ここで、ベアリングとグリスの関係ですが、赤道儀の場合超低速回転ですので、それほどグリスの質にこだわる必要はないと思いますし、必要以上に与圧も掛けますから、かなりたっぷりと塗り込んでも良いと思います。私は、行きつけの日石のスタンドで、ギヤ用のグリスを購入しました。これで100台分くらいはあります。 ついでに、シャフトにも錆止めとして塗り込んでおきます。 |
赤経軸の組み立て1
次に、赤経軸の組み立てを行います。 方法は赤緯軸と全く同じです。ただ、与圧を掛けやすい方を後から取り付けますので、この場合ウォームホイールハウジングを先に取り付けます。 シャフトにベアリング内輪を挿入し、ウォームホイールハウジングをねじ込みます。この時、シャフトが回ってしまうので、バイスで傷が付かないようにウエスをはさんで固定します。 そして、ウォームホイールハウジングを、サイドからM10のボルトで固定します。今考えれば、この方法は偏心しやすく、やはりダブルナットにすべきだったと思っています。 この写真では、まだグリスは塗ってありません。赤緯軸同様、この後グリスをたっぷり塗り込みます。 この重いパーツを、天文台の3階まで担ぎ上げて、次回は「赤経軸の組み立て2」になります。 |
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HIROYUKI KASUGA