赤緯軸駆動系兼バランスウェイトハウジングを作る2
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今月は先月に続き、赤緯軸駆動系兼バランスウェイトハウジングの2回目で、上から2番目の仕切板、つまりは赤緯軸の駆動系が乗る部分です。 この空間の中に駆動モーター、クラッチ、早回しモーター、ロータリーエンコーダー等、駆動系の全てが収まらなくてはならないので、その配置には苦労しました。駆動系そのものは、後に紹介します。 又、この部分はバランスウェイトの上部支え部でもありますので、図中の中心の穴がバランスウェイト保持用の寸切りが貫通する部分です。この部分には、上のパーツの他に菱ピローブロックが付き、寸切りを回します。 この板の材質は6mmSS板。周りに何カ所か切り込みが入っているのは、先回紹介した、このハウジングを形作る柱が通る部分です。 |
赤緯軸駆動系兼バランスウェイトハウジングを作る3
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ハウジングを形作る最後の部分が、この3枚目の仕切版です。 この部分はハウジングの一番下で、役目としてはバランスウェイトを下から支える役目だけです。 材質は6mmSS板。中心の穴は、ここに取り付けられる(外側に)角ピローブロックのユニットが、取り付け面より内側に出ているため、その逃げとしての穴です。 点線で表してあるのが、バランスウェイトで、200Φ。内側に柱が出っ張っているので、ハウジングよりはかなり小さくなっています。 次回はバランスウェイトハウジング全体の構造と、赤緯軸の駆動系の紹介です。 |
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HIROYUKI KASUGA