何でも作っちゃおうの部屋


(30センチ反射赤道儀製作日記 第11回)

赤緯軸ベアリングハウジングを作る

 今月は赤緯軸のベアリングハウジングの説明をします。
考え方は基本的に赤経軸と全く同じですが、図中左がバランスウェイト側(ウォームホイール側)ですので、そのハウジングを取り付けるステーを用意してあります。(図の188Φの部分がそれです。この部分には、接続用に8カ所のボルト穴を開けてあります。)
 右図は望遠鏡側ハウジングで、赤経軸同様、望遠鏡取り付け台座との噛み合わせを設けてあります。
 両パーツ共材質はSS。先回の赤緯軸ハウジングとの接合部は現物合わせで旋盤加工してあります。
 使用したベアリングは、テーパーローラーベアリング30310Uです。

望遠鏡台座取り付け部を作る

 ここまで製作記を進めて、以前の間違いに気が付きました。第3回で「望遠鏡台座取り付け部」としたのは間違いで、このパーツこそが、望遠鏡台座取り付け部です。(間違いは修正しました。極軸に直接望遠鏡を取り付けるなんて、ポタ赤じゃあるまいに)
 この部分も赤経軸と同様の考え方で、赤緯軸に直接ねじ込むためにM45のねじを切ってあります。
 望遠鏡台座が取り付けられる部分は、6カ所のメスねじを切ってあります。
 このパーツも材質はSS。

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