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赤道儀本体はピラーの上に鎮座しましたので、いよいよ居住空間の作成です。 よせばいいのに3階建てにしてしまったので、そこまで上がる階段の制作です。 自分で作ると、まず間違いなく踏み抜くと思ったので、1階から3階まで一本の階段で済ませようと、図面を引き、前記の春日修理工場に発注しました。 出来上がって取り付けてみると、3階部分でどうしても頭が当たってしまう。 そこでやむを得ず、一旦はずし、半分に切断してから途中で折り返すように溶接などで取り付けました。 ついに登場してしまった本人が写っている写真ですが、2階部分の溶接をどうしようか考えているところです。 |
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本来ならば、ドームそのものを作っているはずですが、今回は外壁張りです。 普通の家屋でしたら、柱を立てたらまず屋根を葺き、お建て前で千年世万年世の餅を撒くはずですが、天文ドームの場合はそうはいきません。 下から張り上げていって、最後にドームをかぶせるように乗せないと、水切りがうまくいきませんので、やむを得ません。 まず鉄骨の各角に横張用に短寸のアングルを何カ所も溶接し、米松の角材を張ったところへ、小さなアルミサッシの窓を取り付けました。 それから春日修理工場で取り寄せてもらった、アイボリーのサイディングを所定の寸法に切断しながら、ある時はくり抜き、ある時は曲げながら張り進みました。 先程は「下から張り上げる」と言ったにもかかわらず、写真を見るとわかるように、下と上を同時に張り始めてしまいました。 この時点では気にもしなかったのですが、ぐるっと一周して最後の一枚を張るときになって、「さてどうやって差し込んだらよかっぺな」となりました。 もう一点勉強になったのは、上側のサイディングの寸法は、長めに切断して張り上げ、張り上がった段階で、鉄骨の上面に合わせて切断した方が良いと言うことです。 どうしても上下のむらが発生するので、最上部が凸凹になりました。 |
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HIROYUKI KASUGA