先回でルーフを張り終えましたので、いよいよ外回りの最後の仕上げにかかります。 作業の流れから、どうしてもこのシャッターの製作は最後になってしまいます。 シャッターの作成方法は、ルーフ支柱の作成方法と何ら変わるところはありません。しかし、頂上部分は直線で尚かつ前方に傾斜している事、それと、上下シャッターレール間の距離が非常に重要であることです。 以前に述べましたように、溶接による縮みは馬鹿にならない量ですので、溶接部分を叩いたりして距離の微調整を行いました。 ルーフ支柱と同じ30mmのアングルで製作しましたが、ちょっと華奢だったような気もします。でも、去年の冬(1998年)の70cmの大雪にも(このあたりでは100年に一度あるか無いか)耐えましたから、多分これでよいのでしょう。 |
上の写真の一部拡大です。 なぜこの部分をとお思いでしょうが、実はこの部分が大失敗であることに、ドームが完成してから気づいたからです。 この部分は、いかにもシャッター横開きのドームの象徴である、レールカバーで、シャッターレールへのゴミ、雨水、雪、氷の付着を防止するものです。 去年の雪ではありませんが、もしここに沢山の雪が積もったらと、ご覧のように20mmのアングルでガチガチに固めたものを作ってしまいました。 これを実際にドームに取り付けてがっかりしました。 この部分ばかり重くて、バランスは悪いは、補強アングルにシャッターレールが当たって上手く閉まらないは・・・・・・・。 取り外して切断する、気力も体力も残っていなかったので、ぶつぶつ言いながら今も使い続けています。 シャッター支柱の横に飛び出しているアングル状のものは、下部レールに乗る車輪のステーです。 |
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HIROYUKI KASUGA