タカトオコヒガンザクラ
高遠城址公園の桜は、明治明治8年(1875)に河南村にあった旧高遠藩の桜の馬場の桜を移植したのが始まりといわれています。その後の補植も同一種類のものに限られ現在に至っています。コヒガンザクラとしては高遠固有の種であると認められているそうです。
タカトオコヒガンザクラが赤いのは
天正10年(1582)3月織田・徳川両軍による武田討伐の折、高遠城において戦死した城主仁科五郎盛信以下二千余の将士の血潮の色である、と、巷間では言い伝えられているようです。
公園内には、国の登録有形文化財に指定された「高遠閣」等、歴史を偲ぶ建造物・碑文等があり、それぞれが桜の木々に調和して佇んでいます。
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