夢の実現 子供に希望を!夢市場117人317口(通算) 2004/8/30 中国
甘粛・雲南 希望小学校建設計画 関 連 雑 報 No23 中国希望小学協力基金 連絡先 メールにて問い合わせください TEL&FAX:0265 E-MAIL : tori417@yahoo.co.jp
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ナーヨン小学
完成
2004.6.25 雲南省昆明市禄勘県茂山郷那用小学校完成式
雲 南 の 旅 04/7 ちーこ記
ある晩、メッセに「行く気あるか?」と入ってきた。「あるよ」で、始まった中国行きだった。そうは、言ったものの同行メンバーにもよる。一応、私も女の端くれのつもり。数日後、HKさんが、行けそうとの事。
彼女とは、一夜を共にしてるし、温泉にも同行している。彼女だったら10日あまりのお付き合いも不安は無い。
初めて夫に良い連れもあるから「行かさせて下さい。お願いします」と嘆願。
チケットが入ったと、連絡が入ったのは、出発の6日前でした。
かくして旅の準備。7年前、ヨーロッパへ行って以来の海外旅行である。
スーツケースのダイヤルの鍵の番号は、すっかり忘れ、ケースだけでも重さにびっくり!慌てて軽いスーツケースを探しに近くのスーパーへ走り、軽いものを探して買って来た。10日分の着替えを詰めて、持ってみると、重い!!!あぁ〜〜これが現実、体力の衰えを実感、年と感じた時だった。
そして、もう、このような長期の旅は出来ない!と思い知らされた。
ただ、今回は同行のお二人に甘えさせていただき、出発を決行。
6月22日(1日目)
AM11 同行のお二人が我が家に到着。タクシーに荷物を積み直していざ、出発。開通したばかりの「南阪奈」道路を通って1時間あまりで関空へ到着。16時30分 飛び立った。
5時間あまりのフライトで 昆明空港に 到着。若くてスタイルの良い美女の出迎えを受け、ホテルへ直行。ホテルでは、「科学技術協会」の楊国際部長(女性)さんたちと初めての中国料理の夕飯、名物の米線(ミーシェン)を頂いた。一日目 無事にベッドへと辿り着いた。
6月23日(2日目)
通訳兼ガイドのムーさんと4人で「大観公園」へタクシーで行った。公園はブーゲンビリヤがいっぱい咲いていて老人達が麻雀やトランプでゆったりと過していた。
三階建ての大観楼に登ると池が見えたり、遠くにはこれから行く西山が見えた。公園から、また、タクシーで西山へ向かう。
西山は、山全体が岩で、絶壁を長い年月をかけて、掘削して造られていた。
龍門石窟は色鮮やかな塗りで、絶壁の下には昆明湖が見えるが、この湖は死の湖だった。生活用水か産業用水かの汚染だと思う。
海抜は2000mを越え、ゆっくり、一歩ずつ登った。帰りはリフトで下りた。山頂でのトウモロコシは美味しくなかった。夕方から「劉」さん「周」さんが来てナーヨン小学校へのお土産の買出し。買い物は疲れた!5人で夕飯、お店に入ると唐辛子でむせかえった。
6月24日(3日目)
とりさんは、ナーヨン(那用)小学校へ先発。
昆明科学技術協会差し向けの車で、HKさんと私はムーさんの案内で花市場へ向かった。広くて大きな花市場で、色鮮やかなカーネーションやバラが多く、花いっぱい、人いっぱいの元気な市場でした。200本位の束が300円程、買って帰りたかった。
花市場を後に、石林に向かった。腹ごしらえを先にしてからと、食堂に入る。
横のテーブルは偶然、日本人の様だった(日本語を話してた)
雨期と言うのに熱い日差しの中、何億年前は海底で、隆起、侵食して出来た奇岩が立ち並び、そびえていた。2時間半以上かけて、体がやっと、通り抜けるような岩の間を通ったり、岩を登ったり下りたりした。(私の身近に居る友)ここまで来ても歩けないだろうと思った。毎朝の散歩は無駄では無かった。
パン屋さんで買い物してホテルへ戻った。
6月25日(4日目)
ナーヨン小学校の完成式の日。ホテルからルーチェン(緑勘)へ。この道は快適でした。緑勘で各方面(行政、教育関係)のお偉方と昼食。皆、たくましく、良く食べる。私は夜半からピーピー、もう、水も出ない状態。もようしたら人が居ようが居まいが道端での覚悟で車のドアー側に席を取った。幸い体内から出きったのか、その後心配は無かった。
緑勘から那用小学校への道は、想像を絶する道で私等、美味しい霜降りの肉が出来上がったのでは無いかと思うような、胃腸返し道だった。
到着すると小学生達は校庭の椅子にお行儀良く座っていた。120人位でした。
完成式が始まり、とりさんも挨拶。式が終わって、村民と打ち上げ。このご馳走が、何と、山羊にカエルにウコッケイの肉での歓待。お腹の状態の悪い私はお手上げ状態。村長さん宅に泊めて貰うが、階下は豚小屋である。都会育ちの人は、多分無理でしょう。
夜は村長さん宅の庭で宴会。村人の笛の音に、近所の方も加わって一緒に輪になって踊った。これが、また、激しい踊りで汗だく、楊部長さんはとても軽やかにお上手でした。楊部長さんの気配りで、劉さんと一緒に寝具にカバーをして下さったけど、状況は言葉で言えません。何方か挑戦して見ませんか?夜中の雷と雨で帰り道の心配をしながらウトウト。
6月26日(5日目)
朝を迎え、持参のパンとスープで朝食。(村人は一日2食の様子。)食後、付近を散策。途中、牛を山へ連れて行く子供等とすれ違った。2時過ぎ、村に別れを告げ、昆明へ。計画生育委員会の任さんは、とても愉快な人で「どういたしまして」が言いにくくて、四苦八苦して笑わせてくれました。途中で夕食。大変お疲れ様でした。
6月27日(6日目)
昆明空港から世界文化遺産の麗江(リージャン)へ。
納西(ナシ)族のガイドさん(言葉は分らないけど、歯切れの良い、純朴な感じの人)に案内され古城を見学。お城は、高地にあり、途中、フーっと気持ち悪くなりそうで、高山病の不安が、よぎったけど、深呼吸をしながら、一番上到着。頑張った甲斐があって、甍の波、家並の素晴らしい事、思わず感激の声がでた。来て良かった〜と、実感!充分堪能出来ました。帰りは裏道の路地を下りながら、お土産を買う。近所の友に銀のペンダントトップを5個買った。
昼食の後、「玉泉公園」を散策(池の水面が手を叩くと、振動で小さな真珠のような綺麗な泡が出てくる)不思議な池や屋根に特徴のある建物。
ナシ族の東巴文字が面白い標識。とりさんは、この東巴(トンパー)文字が、お気に入りの様子だった。次は少し離れた黄山(コウザン)の村の民家を見物。
途中、民家の庭でティータイム。お茶請けは、カボチャやひまわりの種にくるみでした。この黄山で夕食を済ませ、麗江の古城内で東巴のショーを見物。
終了後、提灯の灯も幻想的な街を4人でそぞろ歩き、舞台は、ムード満点だが何ともムードの無いメンバー。古城内のホテルで一泊。
6月28日(7日目)
玉峰寺へ。行く途中、村全体がというより村造りの建築中の中を歩いた。
藍染め工房があり、中を見学、藍染めを1枚買った。
玉峰寺は、高度2675m。古く大きな椿が有名で沢山の花のシーズンは花見の客が多いとの事。それから、玉水賽へ。ここは、最高2700mは越えたかもしれない、水の公園。
湧き水で清めて下り、麗江に戻り、ナシ族のガイドさんと別れ大理へ。
大理への車中、眠気覚ましに、歌を歌う。とりさんの「いつか或る日」聞きましたよ。
大理(ダーリ)のホテルは新市街地で夕食の後、ホテルまでのタクシー代をケチって???歩いた事(曰くあり)秘密。一日の終わり。
6月29日(8日目)
大理の街でガイドさんお薦めの大理石工場で買い物。
それから、?湖島へ船で渡り、島内の民家の庭を見せて頂き散策。
大理の三塔、古城内を見物したり買い物をして22時30分の夜行寝台車で昆明駅へ。
6月30日(9日目)
朝、7時半寝台車は昆明駅に到着。ホテルで一息ついて西山区の教育長(李さん)自らの案内で学校見学。最初の小学校は田舎の分校って感じ。スモモをご馳走になる。
昼食は観光りんご園で西山区長の熊さん(女)や教育長の李さんとご一緒に頂く。相変わらず凄い食べ振り。
歓迎の草スキーに案内され雪上では優雅に舞う?とりさんも草スキーは思うように舞えないようでした。
次の学校は第14中学校で中高一環の超一流校。言葉もでない状態。
三校目の最後の小学校は街中にあり、施設は完璧。1教室に60台のPC。
何で中国はこんな差の激しい国なのかと痛感した。
7月1日(10日目)
午前中は昆明市内をプラプラ。一軒のお茶屋さんへ入る。
とても感じの良い店員さん二人に、とりさんはすっかりお気に入り。
午後から通訳して貰う劉さんと、また、そのお茶屋さんへ。お腹がいっぱいになるほど、試飲させて貰った。とりさんはお茶屋さんでも開業???
夜は、劉さん、周さん、も一人周さん、王さん、羅さんの5人、若くて聡明で美人とくれば、鼻の下が伸びない訳が無い。相好崩しっ放し。
とりさんの63歳の誕生日は、黒一点で賑やかな誕生パーティーとなった。
但し、全て とりさんの大判振舞えである。
楽しい宴会、名残は尽きないけど、10時を過ぎ散会。本当にご馳走様でした。
7月2日(11日目)
科学技術協会の車で、昆明空港へ送って頂き、関空へ4時間の飛行。
無事 我が家へ到着。 夫を交えて4人で久しぶりの日本食の夕食。ご馳走さま〜〜
11日間の旅は終わった。このようなチャンスは滅多にあるものでは、無いでしょう。
劉さんと 海を越えてメールを交わせる事も出来るようになって、楽しみがまた、一つ出来ました。ムーさんの買い物術も勉強になりました。何と言っても私共の食事のメニュー選びには、只々、感謝です。シェシェ。感情が直ぐ顔に出て可愛かった。8月にはパパになります。
で、思うことは、あの若い人達が、もっと、自由に日本へ来て活躍出来たら素晴らしいでしょうね。
ナーヨン小の皆さんの将来も覗いて見たいとも思います。
HKさん ご面倒をお掛けしました。
とりさん 世話のかかる同行者を採用して頂き、心より感謝申し上げます。
シェシェラ シェシェラ。
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ちーこさんには旅行直後いただいたのですが、当方の能力不足で今になってしまいました。お詫び申し上げます。
今回同行して下さった方、お二人なんですが、お蔭様で大変喜んでいただけたようです。
次回は晩秋か初冬を考えております。是非同行をお願いしたいと思います。
那用小学のほか、希望により昆明市内、石林、麗江、大理などの観光が可能です。
期間は、状況にもよりますが、原則11日間、途中帰国も可能です。
詳細は、とり まで問い合わせ願います。