種類別と銘柄別のウイスキーの特徴
種 類 | 特 徴 |
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バーボン (Bourbon) |
アルコール分80°未満で蒸留し、内側を焦がした新しいホワイトオーク樽で、最低2年間貯蔵し、40°以上で
瓶詰めされる、樽熟成の期間が4年未満のものは、ラベルに熟成年数が表示される ストレート・ウイスキーは、2年以上熟成されたもの、熟成年数の違う原酒をブレンドすることが許されている 原料にとうもろこしを51%以上含んでいれば、ストレート・バーボン・ウイスキー 焦げ樽熟成により、華やかな香り呈する |
テネシー (Tennessee) |
テネシー州でつくられ、同州産のサトウカエデの炭でろ過してから樽熟成させたもの |
ライ (Rye) |
原料にライ麦を51%以上含んでいれば、ストレート・ライ・ウイスキー |
コーン (Corn) |
原料にとうもろこしを80%以上含み、樽熟成させないか、焦がしていないオークの新樽か、焦がしたオーク の古樽で熟成させたもの |
モルト・スコッチ (Molt Scotch) |
イギリス北部のスコットランド地方でつくられるウイスキー ピートの煙臭をしみ込ませた大麦麦芽だけが原料、発酵後、単式蒸留器で二回蒸留し、オーク樽で熟成される スコッチ・ウイスキーは、モルト、グレーン、ブレンデッドの三つタイプに分かれる 他の蒸留所の原酒を一滴もヴァッティングしていないものは、シングル・モルト ピートの煙臭をもち、重厚な味わいで迫ってくる |
ブレンデッド・スコッチ (Blended Scotch) |
モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーをブレンドしたもの モルトを十数種類ヴァッティング、製品の骨格を決定し、それに一~二種類のグレーンをブレンドして製品 となる |
アイリッシュ (Irish) |
北アイルランド自治州とアイルランド共和国でつくられるウイスキー 原料の麦の種類、蒸留方法、熟成の樽の種類、製品化の方法等、多種多様である マイルドだが、穀物の香味がよく溶け込んでいる感じ |
カナディアン (Canadian) |
工程は、ライ麦主体で、やや香味の厚いフレーバリング・ウイスキーづくりと、とうもろこし主体で、
クリーンな味わいのベース・ウイスキーづくりに分かれ、ともに3年以上樽熟成の後、ブレンド、製品化される これらのなかでは、最もライトでスムーズな香味をしている |