ないしょ ないしょの手品 |
ユーモアマジック
幼い兄妹が手品を見たがっています。
「お兄ちゃん。手品やってよ」
「お兄ちゃんは手品は知らないよ。ママに聞いてみよう」
2人はママのところにいきました。
「ママ。手品知らない?」
「手品? 知らないけど、パパなら知っているよ」
今度は3人でパパのところにいきました。
「パパ。手品見せて!」
パパは言いました。
「ヨシヤ!
ここに1枚のハンカチ。種も仕掛けもありません」
「???」
パパはハンカチを改めると、手にかぶせました。
「この中から指輪を出してご覧に入れま〜す。エイ!ヤー」
パパはハンカチを取りました。
手で指の輪を作って見せました。
「キャー、ワー、ハッハッハ」
3人が笑いました。
「よし。もう1度だ」
パパはもう1度ハンカチを手に掛けました。
「ハイー。ご本です」
今度は5本の指を広げて見せました。
「キャー、ワー、ハッハッハ」
またみんなで笑いました。
パパが調子に乗ってまた何か始めました。
ハンカチの中央をつまんで振っています。
3人は今度は何がでるのか楽しみにジーと見つめています。
パパはハンカチを振りながら、
「それでは皆さん、さようなら」
ハンカチを振りながらどこかへ行ってしまいました。
こんなユーモアマジック? がうけます。
特にバイバイマジックは、場所と雰囲気を上手く使って演じますと、
大人の世界でも爆笑です。
でも二番煎じはね。余り使えない。