種明かし
コインを指先につまんで相手によく見せます。
額にコインを押しつけます。
ここで、手が滑ったように見せてコインを1度テーブルに落とします。
「すみません」と何気なしに、テーブルのコインを拾い上げます。
ここがこの手品のトリックです。
テーブルのコインを指先で押さえながら、テーブルの端まで引き寄せて
ここでつまみます。
コインを拾い上げる自然な動作で行います。
このとき、テーブルの端でつまみ上げたと見せて、コインを膝に落として、
何も待ってない指先で、つまんだように見せます。
ここが練習です。
図参照
空の手をそのまま額に持って行きます。
最初この動作をしていますので、コインが額に押しつけられたように見えるものです。
後は指先でこすりながら静かに手を離しますと、コインが消えています。
○変化
この手品は額でなく、持ったコインを逆の手のこぶしの甲に押しつけます。
こちらの手には別なコインを隠し持ち、コインが消えると同時に手を広げますと、
貫通して落下したようにも見えます。
それぞれ工夫して下さい。
注意
手品は、
最初から消してご覧に入れます、などと言う現象を説明してはいけません。
何気なしに、ユーモラスに演じて下さい。